理念

「紛争にさせない弁護士」「紛争を早期に合理的に円満に解決する弁護士」として岡山の経営者をサポートする

 弁護士と言えば「訴訟で闘う人」のイメージがあると思います。私も当然、訴訟で闘うこともできます。しかし、それ以上に、「紛争にさせない弁護士」「紛争を早期に合理的に円満に解決する弁護士」でありたいと考えています。

 私は、経営者側で労働問題に取り組んできました。

 その中で、労使紛争を徹底して戦った結果、4年以上の長期間闘った末に問題社員に2000万円以上の高額な支払いを要した事案、2年以上労働組合も交えたトラブルになり会社の業績も大幅に悪化した事案、紛争が5年を超えて長期化した事案等を見てきました。そのような事案の事後処理をしたこともあります。このような事案では経営者の方は心身ともに疲弊し、廃業も思いつめています。

 しかし、同時に私は、規則の整備等、法律を活用した指導等の実施、コミュニケーションの工夫で紛争を予防しつつ、問題のある従業員を退職させることに成功した事例、3か月等の短期間に合理的な和解で解決した事例も知っています。このような経営者は、安心して次の経営課題に前向きに取り組み、事業を伸ばしています。

 これらの経験から私は、従業員とのトラブル・問題社員とのトラブルは、早期に合理的に円満に解決し、経営者の方がより前向きに次の経営課題に取り組める環境を整えることを理念としています。

 もちろん、徹底して戦うべき場面では徹底して戦います。大切なのは、ご依頼者様にとってのダメージをどのように最小化するかだと考えております。