士業事務所の事務職員からの残業代請求を交渉により減額した事案

【事案】
・会社に不満を持った事務職員が退職時に残業代を請求した事案。従業員はタイムカードに基づき出退勤時刻を主張しました。

【弁護士の対応】
①書面での反論
当該労働者は日報もつけており、会社は日報での労働時間の管理をしていました。このため、まずは日報を基に労働時間を計算し、会社に対して、タイムカードではなく日報を活用すべき旨を主張しました。その際には、日報の記載や指導の記録などを基に説明を行いました。
②支払金額を引き下げての和解
これらの説明により、相手方との間で請求金額を半額程度に引き下げることができ、解決できました。